教習所を選ぶ前に知っておくべき３つの重要なポイント

自動車免許を取得するために教習所に通いたいけれど、どこの教習所に通おうか困ってしまう…という方は多くいらっしゃると思います。

教習所の通い方は人それぞれだと思います。自分のライフスタイルに合った教習所選びをしましょう。

教習所選びのポイント

まず、教習所を選ぶにあたって3つのポイントで絞り込んでみましょう。

自分がどんなところで教習を受けたいか明確にすることが大切です。

時間

教習所を選ぶときは免許獲得するまでの時間を見ておきましょう。

免許取得のために受けなければいけない教習時間数と一日で受けることのできる技能教習の時間は法令で決められています。

最短でも16日程度かかることは確実なので、早く免許を取りたい方は最短プランのある教習所を選びましょう。

予算

自分の予算に合った教習プランを選びましょう。

少しでも安く済ませたい方は「合宿」や「非公認校」のある教習所がおすすめです。

合宿とは文字通り、泊まり込みで免許取得をすることです。短期で免許をとることができるので春休みや夏休みなどまとまった休みのある人におすすめです。

非公認校とは車に乗る練習をするだけの学校です。仮免許や本免許を取得する際、運転免許試験場で技能試験を受ける必要があります。したがって、試験に合格する人数は多くなく、再試験によって結局お金がかかってしまう可能性が高いです。

場所

教習所を通う人にとっては場所が重要なポイントになります。

免許を持っていない人は交通の便が特に大切です。遠すぎて通うことに億劫になっていると日にちが空いてしまったり期間が延びてしまったり…と免許が取れない原因となってしまう可能性があります。アクセス情報を見て、自分が通えると思った教習所に通いましょう。

教習所によってはスクールバスを行っているところも多いです。指定した場所に迎えに来てくれるので、そのようなサービス内容も見ておくとよいでしょう。

教習のスタイルの違いは？

自分の取りたい教習スタイルによって教習所を決めるのも一つの方法です。それぞれスタイルのメリットとデメリットを知って考えましょう。

短期間で素早く取得

短期間でとることによって感覚を忘れずに運転慣れしやすくなります。技能に関しては合格しやすいですが、時間をかけることができないので筆記試験では一気に覚えなければいけません。休み期間に学生が増加するので、教習の予約が集中して取りづらいといった問題もあります。

長期間でゆっくり取得

まとまった休みや一日休みがとりづらい人には長期間で免許を取ることができる教習所をおすすめします。繁忙期を避けることができるので料金は安くなることが多く、勉強できる期間も多いので筆記試験対策をしやすいです。

しかし、時間がかかっている分運転を慣らすのに時間がかかってしまい、技能試験で不合格になると追加で授業を受けなくてはいけないことになってしまいます。

注意しておきたいこと

教習所を決めるにあたって注意しておきたいことがあります。ホームページや資料などで確認しておきましょう。

2輪のコースがない場合もある

2輪の免許を取りたいと思っている人は、2輪免許取得が対象になっているか確認しましょう。教習所によっては実施されていないこともあるので注意です。

追加費用を考えておく

試験に不合格をしたり教習の延長があった場合に料金を追加されてしまう場合があります。さらに、夜間の教習でも別途料金がかかってしまう場合があるので注意しておきましょう。

個性的な指導方法

最近では他の教習所と差別化を図るために個性的な指導方法で教習を行うところもあります。例えば「運転者を煽って事故を促す」「とにかくほめて伸ばす」などがあります。指導方法としては面白く素敵なプランですが、合わない人もいると思います。普通に教習を受けたいと思っている人は気を付けましょう。

繁忙期を把握しておく

教習所では学生が長期休暇の時に集中して来てしまいます。技能では教員とマンツーマンのことが多いのでどうしても教員不足に陥ってしまいます。したがってなかなか技能予約が取れないことや、試験に落ちてしまうと再試験までの日にちが空いてしまうことがあります。

免許取得までの日にちに余裕を持たせたり、繁忙期とずらしての入校をおすすめします。