合宿免許に行くなら長期休暇を利用する方がほとんどではないでしょうか。

長期休暇と言っても、夏休み・冬休み・春休みとありますが、断然この中なら冬休みがお得です。

今回は、なぜ冬休みが安いのか、自動車教習所の相場と一緒にまとめました。

さらに安くするために注目すべきポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

合宿免許が夏よりも冬の方が安いのは本当？相場は？

広告などで15万円からの合宿免許を見かけますが、こうした激安プランは閑散期のものになります。

合宿免許の値段は繁忙期・閑散期によって変動します。

一般的に合宿免許は８月～９月、２月～４月が繁忙期とされています。

この繁忙期はちょうど夏休み・春休みの期間と被っており、この期間中はたくさんの学生が自動車教習所に申し込んでいるのです。

逆にこの期間外は申し込みが少ないため、教習所は少しでも集客するため合宿免許の費用を下げています。

つまり閑散期にあたる冬休みは、他の長期休暇より合宿免許費用が安いのです。

次に実際の相場観ですが、閑散期のAT免許が20万円～22万円前後です。

繁忙期になると10万円くらい上がり、30万円～32万円前後になるので、断然、閑散期に合宿免許を申し込んだ方がお得です。

さらにちょっと良いプラン、例えばホテルに宿泊したり、相部屋ではなく部屋を貸し切りにしたりするプランは１万円～２万円値段が上がります。

MT免許はAT免許よりも基本的に1万5千円～２万円高いと考えてください。

安く合宿免許に行くためには次の点をチェック！

閑散期を狙う他にも、合宿免許に申し込む際には次のポイントをチェックしておくと、より安くなる可能性があります。

自動車教習所を探す際には是非確認してください。

－１. 宿泊施設のグレード、部屋タイプ

合宿免許では宿泊施設のグレードや部屋タイプによって金額が変わってきます。

まず宿泊施設が、教習所が用意する寮なのか、提携ホテルなのかによって金額が変わります。

ホテルのプランの方が料金は高いので、安くしたい場合は寮がある教習所を選ぶようにしましょう。

また、部屋タイプによっても金額は変わります。

相部屋なのかシングルルームなのかで金額が変わるので、安くしたい場合は相部屋を選びましょう。

ただし、合宿免許では２週間以上宿泊することになるので、自分にとって居心地がいい環境を選ぶことが大切です。

例えば寮にWi-Fiがあるのか、他人と共同生活を送れるのか、なるべく安く済ませるのも大切ですが快適に過ごせるかどうかといった目線で教習所を選ぶことも必要です。

－２. 食事プラン

自動車教習所では食事プランを選ぶことができます。

朝昼晩の食事付きプランと自炊プランがあり、自炊プランのほうが安くなります。

しかし自炊にかかる金額は自分持ちなので、自炊の労力・コストを考えたときにどちらがいいのか考えて申し込みましょう。

自動車教習所の近くに買い出しに行けるコンビニやスーパーがあるのか、事前に確認する必要もあります。

－３. お得なプランを探す

合宿免許でストレートに卒業できれば良いのですが、万が一、仮免試験や卒業検定に失敗してしまった場合、当初の費用に加えて追加宿泊費や追加講習代がかかってしまいます。

そうした不測の事態に備えた、「卒業まで追加料金無し」などのプランが用意されています。

通常プランよりは割増になることが多いですが、万が一に備えて、ストレート合格に自信がない方や、環境の変化に弱い方はこうしたお得なプランを選ぶ方が良いです。

－４. 各種割引

自動車教習所では各種割引が用意されています。

よくある割引は、学割・グループ割・早割です。

学割は学生（高校生・専門学校生・高専生・短大生・大学生）が利用できる割引で、冬休みを利用する方はほとんど活用できるのではないでしょうか。

グループ割は複数人で同じ日に同じ教習所に申し込むことが条件です。

必要人数は教習所によって異なるので、事前に確認して必要人数のお友達を誘うようにしましょう。

早割は入校日より１か月～２か月早く申し込んだ場合に利用できる割引です。

教習所によっては「〇月〇日までに申し込み」という条件だったりするので、事前に利用できるのか確認しましょう。

申し込みは早ければ早いほど良いので、思い立った時に申し込むのが一番安くなるタイミングです。