運転免許が欲しい人のために!まずやるべきことと免許取得の流れをご紹介

18歳になると車を運転することができますが、当然運転免許証を取得しなければなりません。
そのためには自動車教習所や自動車学校に入所して免許を取得することになりますが、運転免許には普通自動車免許以外にも様々な種類があります。
今回は、運転免許が欲しい人に向けて、取得するためにまずやるべきことと運転免許取得の流れについて解説していきます。


運転免許を取得するためにまずやるべきこと

まず運転免許証を取得するためには、自分がどの運転免許を取得するのか、どこで運転免許を取得するのかを考える必要があります。

運転免許証の種類や教習所によって費用が違うだけでなく、免許の取得にかかる時間も変わってきます。

取得する免許の種類を決める

運転免許は、大きく分けて第一種免許・第二種免許・仮運転免許の3種類に分類されます。
第一種免許には、普通免許・大型免許・中型免許・準中型免許・大型特殊免許・小型特殊免許・原付免許・普通二輪免許・大型二輪免許・牽引免許の10種類があります。

第二種免許には、大型第二種免許・中型第二種免許・普通第二種免許・大型特殊第二種免許・けん引第二種免許の5種類があります。第二種免許は、タクシーやバスなどの旅客運送をするためなど、営業目的などで第3者を乗せて運転するときに必要な免許です。

仮運転免許は、自動車教習所で取得することができる免許で、教習所での試験に合格して路上を走るために必要な免許です。運転歴5年以上の同乗者がいる場合のみ、公道を走ることができる免許です。

教習所・自動車学校を選ぶ

取得する運転免許の種類が決まったら、次は教習所・自動車学校を選びます。

普通免許であれば、どの教習所・自動車学校でも取得できますが、大型特殊など特殊な免許は教習所・自動車学校によっては取得できない場合もあります。
したがって、自分が取得したい運転免許を取得できる教習所・自動車学校を選ぶ必要があります。

運転免許の取得に必要な教習時間は法律で定められているので、どの教習所・自動車学校に通っても教習時間が変わることはありません。
しかし、合宿免許などを利用して効率的に教習を受けることによって、運転免許取得にかかる時間を短くすることはできます。ただし、短期間で詰め込んでいく教習スタイルは、教習料金が高くなってしまいます。

教習料金は高くても短時間で運転免許を取得できるプランや、運転免許取得にかかる時間は長くなるが料金を安く抑えることができるプランなどから、自分の都合に合うものを選びましょう。


免許取得の流れについて

免許取得までの大まかな流れを解説していきます。

まず、教習所・自動車学校に入所して適性検査を受けます。
適性検査では視力検査・色彩判別能力・聴力検査を受けますが、この適性検査をクリアすることができなければ、残念ながら教習を受けることはできません。

適性検査に合格すると教習がスタートし、第一段階の学科・技能講習を受講していきます。第一段階の教習科目をすべてクリアすることで、仮免許試験を受験することができます。

無事仮免許を取得すると、第二段階の学科・技能講習に進みます。第二段階の教習科目をすべてクリアすると、卒業検定を受検することができます。

卒業検定に合格すると、卒業証明書を交付されて免許を取得できると勘違いしている人もいますが、最後に免許センターで試験を受ける必要があります。
免許センターの試験は学科のみで、無事に合格することで免許を取得できます。

まとめ
ここまで運転免許の種類や、教習所・自動車学校での免許取得の流れを解説してきました。

合宿を利用することで、最短2週間で免許を取得することが可能です。また、ゆっくり講習を受けたとしても2ヵ月もあれば取得できるでしょう。

自分のライフスタイルに合う教習所・自動車学校を選ぶようにしましょう。運転免許を取得した後は、事故を起こさないように安全運転を心がけて、自動車の運転を楽しんでください。

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