運転免許を取りたいけどお金ない人必見!費用・ローン・安く抑える方法を解説

運転免許を取得するのには、高いお金が必要になります。免許を取りたいけれど、お金ない…と悩んでいる人は多いでしょう。
そんな時に考えておきたいのが、教習所へ通う費用を分割(ローン)にすることや、何らかの割引制度を利用して費用を安く抑えることです。

「免許が欲しい!でもお金ない!」そんな状況を解決するためには、どんな対策をするべきなのか、この記事で詳しく解説していきます。


免許取るお金ない…費用はいくらかかる?

まずは運転免許の取得にかかる費用について、詳しく知っておきましょう。

普通免許の費用


一般的な自動車免許である普通自動車免許は、教習所や通うタイミングによって費用が異なりますが、MT免許で30万円ほど、AT限定で28万円ほどが相場となっています。
これに加えて例えば卒業試験をパスできなかった時、追加の費用として2万円~3万円が加算されることもあります。

中型・大型免許の費用


中型免許の場合は、準中型免許所持で13万円ほどの費用がかかり、普通MT免許所持で17万円ほど、普通AT免許所持で20万円ほどの費用がかかります。中型免許は、20歳以上で初めて免許を取得してから2年以上で受験資格を得られます。

そして大型免許は、免許期間3年で取得することが可能で、準中型免許所持で25万円ほど、普通MT免許所持で30万円ほど、普通AT免許所持で32万円ほどの費用となります。

バイク免許の費用


続いてバイク免許の費用は、以下の通りです。

  • ・原付免許…約8,000円
  • ・小型限定普通二輪免許,AT小型限定普通二輪免許…約9万円~12万円
  • ・普通二輪免許,AT限定普通二輪免許…約10万円~15万円
  • ・大型二輪免許,AT限定大型二輪免許…約20万円~25万円

  • 以上の費用はあくまで免許を持っていない、もしくは原付免許のみの場合の費用です。自動車免許をすでに持っていれば、費用はもう少し安くなります。

    免許取得のお金がない時の対処法とは?

    免許取得のためには、以上でご紹介してきたように、かなり高額な講習費用がかかります。お金がない人にとってこの出費はかなり大きいものです。
    免許を取りたいけれど、お金ないから無理だ…と思っている人も多いでしょう。

    しかしそんな時だからこそ、お金がなくても教習所に通える方法を見いだす必要があると言えます。免許取得のお金がない時は、まずは以下の方法を考えてみましょう。

    ローン(分割払い)を組む


    最初におすすめしておきたいのは、分割払いで免許の費用を払う方法です。つまるところは、ローンを組んで、費用をコツコツと返済していくといった方法になります。

    実際、免許欲しいけどお金ない…と悩みに思っている人はたくさんいます。だからこそ教習所は、そんな人のために少しでもチャンスを提供できればという思いから、分割払い(ローン)制度を用意している場合が多いです。

    もしくは、銀行などの金融機関の免許ローンを利用して払うという方法もあります。教習所での分割払いが利用できそうにないなら、各金融機関が提供を行っている免許ローンの利用を検討してみましょう。


    ちなみにローンの金利は、ローン会社によって異なります。
    銀行は比較的低金利でローンを利用できることも多いですが、クレジットなどの信販会社のローンは少し金利も上がる傾向にあります。
    そのため、比較検討することが大事です。また、ローンを利用する際は審査が必要になることも覚えておきましょう。

    カードローンやキャッシングを使う


    カードローンやキャッシングを使い、免許取得の費用を用意するという選択肢もあります。
    免許ローンは利用できそうにないが、カードローンやキャッシングなら使えそう…という人もいるでしょう。その場合は検討する余地もありますが、しっかりと返済計画を立てて無理なく使うことは必ず心がけましょう。

    親族からお金を借りる


    免許ローンやカードローンなどを利用する方法を解説してきましたが、お金がない時、一番に検討すべきはやはり親や親戚などからお金を借りることです。

    カードローンも免許ローンも借金ですから、抵抗がある人も多いでしょう。金利で苦しむことも多いため、身内にお金を借りるのが一番無難かつ安心もできます。ギャンブルや趣味の買い物などでお金を借りるわけではありませんし、免許取得のためならお金を貸してくれる場合も多いです。
    まずは親族に相談し、どうしても厳しい場合はローンの利用を考えるようにしましょう。


    免許取得のお金がない時は安く抑える方法も考えよう

    免許取得のためにかかる費用は、非常に高額です。安く抑えられる方法があるなら、ぜひ知っておきたいところでしょう。

    方法次第では、高い費用もかなり節約できます。免許取りたいけどお金ない…と困った時は、まず少しでも安く済ませる方法を検討してみましょう。ポイントは以下の通りです。

    合宿で免許を取得する


    おすすめは、合宿で免許を取得することです。
    合宿で免許を取得すると、費用はなんと10万円前後も抑えることができます。教習所に通えば30万円かかった費用も、合宿免許なら20万円ほどで済ませることができるのです。

    具体的な費用は会社によって変わってきますが、相場として10万円ほどの節約ができることは覚えておきましょう。まとまった時間を作ることができそうなら、教習所に通うのではなく、合宿で免許を取ることを考えてみることが大切です。
    時間さえ作れれば、合宿免許の場合はあっという間に免許が取れてしまうという利点もあります。

    閑散期を狙って免許を取る


    教習所に通うなら、いわゆる「閑散期」を狙うのも安く抑えるための1つの手です。
    例えば引越し会社なら、春は引越しシーズンで混雑しますし料金も割高ですよね。しかしそれ以外の時期は引越しする人が圧倒的に少なくなるため閑散期になり、料金もかなり安くなります。

    教習所も同じで、閑散期と混雑期の差はそこそこ激しいのが特徴的です。教習所も2月~3月あたりは通う人が急激に増えるため、割引などはききにくくなります。2月~3月が混雑するのは学生が卒業するシーズンだからです。また、学生にとってたくさん時間が取れる時期である夏休み(7月~8月あたり)も同じく混雑します。

    しかしそれ以外の時期は、あまり混雑も見られないため、教習所では各種割引をつけている場合が多いです。
    特に閑散期として言われているのは9月下旬~1月頃なので、このタイミングを狙って免許を取りに行くことも考えておきましょう。

    大学生は大学生協から申し込むという選択肢も


    大学生は、大学生協から申し込んで免許取得の費用を安く抑えるという方法もあります。
    言ってしまえば、教習所にとって大学は、大学生というお客様の宝庫。教習所は大学生協と提携し、特別な割引キャンペーンを実施していることも少なくありません。

    例えば大学生協からの申し込み限定で少し割引がついたり、友達との申し込むとキャッシュバックがあったりなど、何かとお得に済むことは多いです。免許を取りたいけどお金ないと悩んでいる大学生は、ぜひ一度、大学生協を覗いてみてください。

    まとめ
    免許を取得する際には、普通免許でおよそ30万円の費用がかかります。到底安いとは言えない費用なので、少しでも安く抑える方法や分割で払う方法があれば検討しておきたいところです。
    お金を借りるのはなかなかリスクもあって大変ですが、安く抑える方法は基本的に誰でも実践できることです。特に合宿免許を利用すること、教習所の閑散期を狙うことなどは、費用を安く抑える方法としてとてもおすすめです。免許取りたいのにお金ない…と思ったら、以上のような対処を考え、少しでも経済的な負担を軽くしていきましょう。

    コラム集~免許取得のヒント~