免許取りたての人がやっておきたい運転練習方法

取得した当日から運転することができる運転免許。

すぐに遠出をする方も見かけますが、中には「ちゃんと運転できるか不安」「公道で運転するのが怖い」という方もいるのではないでしょうか。

そのような場合は、通勤・通学や外出で運転する前に運転練習をしておくことが大切です。

この記事では、免許取りたての人がやっておきたい運転練習方法について解説いたします。

免許取りたての人がやっておきたい運転練習方法

「免許を取りたてできちんと運転できるか不安」という人の運連練習方法として、身近な人に助手席からアドバイスをもらうというものがあります。

初心者の場合、運転に慣れていないことから右左折時の合図やのタイミングや車間距離などを客観的に見られなくなりがちです。

助手席からアドバイスしてもらえば、運転しながら正しい感覚を掴むことができます。

また、免許取りたての時期は、まず運転に慣れることが大切です。

運転に慣れた人に助手席に乗ってもらうことで困った時もアドバイスを受けられるという安心感が生まれます。

安心感が運転への緊張感を和らげることに繋がります。

運転前に確認すべき2つの項目

運転練習を行う前に以下の2つの項目を確認しておきましょう。

1、運転できる環境になっているか

運転練習をする前にはまず、運転できる環境になっているかを確認しましょう。

免許取りたての人が確認すべき項目は以下の3点です。

  • 初心者マークは装着されているか
  • シートの位置は合っているか
  • ルームミラー・ドアミラーは見やすい角度になっているか

初心者マークは免許取ってから1年間は必ず装着する必要があります。

  • 免許取得から1年未満の者は初心者マークを装着する
  • 地上0.4m以上1.2m以下の見やすい位置に表示する

上記の2点は道路交通法で規定されています。

装着しない場合は「初心者運転者表示義務違反」となり、行政処分を受けることになるので注意しましょう。

シートの位置やルームミラー・ドアミラーも運転する際はその都度確認すべき項目です。

うまく調節できていないと周囲が見づらくなったり運転操作がしにくくなったりと、運転に支障が出てしまいます。

きちんと調節し、正しい姿勢で運転することが大切です。

2、車の機能の使い方は把握できているか

車種によって各種機能の操作方法が異なります。

教習所の車の操作方法は分かっても、自宅の車となると操作方法が分からなくなってしまうというのはよくあるケースです。

運転練習をする前に以下の5つの機能の使い方を必ず確認しておきましょう。

  • アクセル・ブレーキ
  • 方向指示器
  • ライト
  • エアコン
  • バックミラー・サイドミラー

これらの機能は運転中に必ず必要となるものです。

使い方が分からないと、周囲がこちらの動きを予測できずに事故に繋がるケースがあるので注意しましょう。

運転練習をするのに適した時間帯は?

免許取りたての人が運転練習をするのに適した時間帯は早朝です。

5時~6時ぐらいの時間帯であれば、交通量が少ないためスムーズに運転練習をすることができます。

ただし、交通量が少ない時間帯ばかりで運転していても運転は上達しません。

まずは交通量の少ない時間帯で練習し、運転に慣れてきたら日中の交通量が多い時間帯や夜間、雨の日に練習しておくことをおすすめします。

様々な時間帯で練習しておくことで、実際の通勤時や外出時にも気持ちに余裕を持って運転できるようになるはずです。

運転練習をするのに適した場所は?

免許取りたての時期は広い駐車場で運転練習するのがよいでしょう。

広い駐車場であれば、周りの人に迷惑をかけることなく練習することができます。

駐車場は公道のように交差点や踏切はありませんが、工夫次第で様々な練習をすることが可能です。

例えば、駐車場の隅に幅寄せして車幅感覚を掴んだり、駐車場のラインを利用して右左折を練習したりする方法などが挙げられます。

駐車場での練習に慣れてきたら公道に出て練習するなど、段階を踏むことで徐々に運転に慣れるようにしましょう。

いきなり交通量の多い公道で練習しようとしてしまうと、運転に対して恐怖心が生まれてしまうことがあります。

運転に徐々に慣れるためには交通量が少ない駐車場などで練習するのがおすすめです。

まとめ
免許取りたての時期は、運転に慣れることが大切です。
免許を取ったからと言って、すぐにどんな状況にも対応できるようになるわけではありません。
まだ運転操作に慣れていない状態で交通量の多い公道に出るのではなく、まずは交通量の少ない場所や時間帯に練習することで徐々に慣れていきましょう!

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