原付免許を取るのに勉強時間はどれくらい必要?免許取得の流れも解説

原付免許を取るときは、学科試験突破のためにある程度の勉強をする必要があります。
初めての運転免許が原付という人も多いでしょうし、そうなると勉強についてはどれくらいの時間を取るべきなのかわかりませんよね。

「たくさん勉強時間を取るべきなのかな」「そもそも原付免許ってどんな流れで取れるものなの?」といった悩みはつきものです。
そこで今回は、原付免許取得のために必要な勉強時間について解説しながら、あわせて免許取得の流れについてもご紹介していきたいと思います。

 

原付免許を取るに必要な勉強時間とは

ではまず、原付免許を取るために必要となる勉強時間について整理していきましょう。初めて原付免許の試験を受ける人、一発で合格したい人は、どれくらい勉強時間が必要なのかあらかじめチェックしておきましょう。

勉強時間は2~3日分の時間があれば取得できる

原付免許の勉強時間は、多めに見積もっても、トータルで2~3日分の時間があれば十分なレベルです。

試験の難易度はそこまで高いものではなく、一般常識と普通の人の教養があれば問題なく解ける難易度になります。免許取得のための試験というと難しそうなイメージを持つ人は結構多いですが、受けてみたら「意外と簡単だった」といった感想を持つ人はたくさんいます。

勉強時間はそこまで多く取らなくても問題ありませんが、効率的な勉強方法として、問題集によく目を通しておくことは大事です。原付免許の試験が近づいたら、余裕を持って1週間くらい前から問題集を読み込んでおきましょう。

それくらいの準備をしておけば、高い確率で試験には合格できると言って良いでしょう。

勉強時間が少なくても原付免許は取得できる?

学校や仕事が忙しかった、などの理由から、ほとんど勉強時間を確保することができなかった…というパターンの人もいるでしょう。そんなとき気になるのは少ない勉強時間でも合格することはできるのかという疑問ですが、答えは実は「YES」です。
もちろん勉強時間が少ない分、落ちてしまう可能性もあります。ただ中には前日に一夜漬けして合格したという人もいるため、不可能ではないというのが答えになります。

繰り返しになりますが試験自体の難易度は低いので、問題集を読み込んで勉強しておけば、合格はできるものです。そのため一夜漬けでも効率的に勉強すれば、合格できる可能性はあります。

ただやはり、せっかく試験を受けるのですから、余裕を持って勉強しておくのが一番無難でしょう。

毎日の中であまり勉強時間を多く取れないときは、移動時などのすきま時間を使って勉強するなどの工夫をするのがおすすめです。問題集を読むだけなら、すきま時間を使った勉強でも十分成果は得られるはずです。

原付免許が交付されるまでの流れをチェック

ではここからは、原付免許が交付されるまでの流れについて整理しておきましょう。

受験の申し込みをする

まずは原付免許の受験申し込みから済ませていきます。地域の免許センターに赴き、受付で原付免許の申し込みをします。証紙の支払い、申請書への記入などはすべてこの段階で済ませます。

視力の適性検査を受ける

申請書を受付に提出した後は、視力の適性検査を受けていきます。当然ですが一定以上の視力がないと運転はできないため、目が悪い人は必ず眼鏡やコンタクトをした状態で受けるかたちになります。

ただ、眼鏡などは昔のもので度があまりにも弱いと、基準に達しない場合も出てくるので気をつけてください。
適性試験は、よくあるタイプの視力検査と、色盲のチェックを行います。適性検査のOKが出たら、その後は学科試験を受けます。

学科試験を受ける

学科試験は、学校の試験のような形式で行われます。

その後はすぐに合格発表が行われるため、試験終了後は合格発表を待ちましょう。モニターなどを通じて合格者は発表されていきます。晴れて合格できればその後は原付の講習が行われますが、残念ながら試験に落ちてしまった場合はこの時点で帰ることになります。

原付の操作方法や交通ルール等の講習を受ける

学科試験に合格した人は、その後、原付の操作方法や交通ルール等の講習を受けます。
講習の時間は、3時間程度です。誰でも講習を受ければ原付は運転できるようになるので、ここではしっかり指示に従いながら講習を聞きましょう。

ちなみにマンツーマンで操作の指導をしてもらえるわけではなく、複数の合格者に対して一人の指導員が説明する形式です。

免許が交付される

講習が終了すれば、その後は免許交付になります。少し手続きには時間がかかり、混雑もするため、意外と待たされることも多いですが、気長に待ちましょう。

免許が交付されたら、自分の住所や名前等の情報が間違っていないかどうかよく確認してください。稀にですが、漢字や番地が間違っていたりすることもあります。
原付免許を受け取ったら終了になり、そのときから原付を運転して良いことになります。

まとめ
原付免許の学科試験に合格するためには、ある程度余裕を持って、2~3日勉強時間は設けておきたいところです。ただ人によっては1日や数時間程度の勉強時間で合格できたという例もあるため、基本的にはしっかり問題集を見ておけば合格できると言って良いでしょう。

せっかくお金と時間をかけて原付免許を取りに行くのですから、やっぱり目指すは一発合格ですよね。ぜひ余裕を持った勉強時間を確保したうえで、試験に臨むようにしましょう。

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